近所であってもわざわざ赴かない方向や場所って少なからずあると思うんです。
地域的には理解していてもリアル的には完全に空白なエリアみたいな感じですか。
子供のころからどちらかと言うと寄り道ばかりする性格。大人に成ってからもそれはあまり変わらず、どうせこの方向で帰るなら一本道を西にずらしてみるか、などは日常茶飯事。お蔭で随分しんどい思いやそれこそ痛い目にも遭遇しますが(橋が無い!とか道が途切れることも・・・)、日常にちょこっと変化を付けるには”誠”手軽&簡単な方法で時間があまり無い時でもやめられません。特にチャりで移動中の場合、とても始末が悪いです。
黄昏時も過ぎた頃、”わざと”迷い込んだ住宅街。小高い坂を上りきると突然視界が開けた場所に出たのですが、何故かそこには*4、5畝程の水田が段々畑状に。小さな丘と谷が連なるこの近辺。きっと20年ぐらい前までなら、周辺一帯似たような段々畑に囲まれた浅めの谷があり、その谷底には日照りが続くと枯れちゃいそうな小川流れていて管理の行き届いたカブトムシが採れる雑木林と竹林が耕せない急斜面等を覆って・・・・と、妄想せずにはいられないような風景でした。 視界の奥にはエキスポシティの観覧車がちょこんと(丸いパープの奴です)マンションの屋根を飾ってるように見えてました。
*1畝(せ)=10mx10m
*1反(たん)=10mx100m
そうそう、無人の露店販売ブースみたいなものもあって、小ぶりだけどうまそうな野菜が並んでました(で、安い!)。今度買ってみようかなと。